使い終わった後の水洗いはだれでもよくしますが、意外と知られていないのがドラグをフルに締め付けておくこと。これは航行中など海水が被りやすい状態の時も同じで、リールの命ともいえるドラグプレートとシューの隙間に水や塩が入るのを防ぐことができます。 リールを洗うときにはリールのスプールと本体の間に隙間があるために、よけいな水を中に入れないように気をつけましょう。スプレイガンタイプのノズルは使用せずに、水をたっぷり含んだ雑巾などで洗浄すること。洗浄後はから拭きして可動部分(ハンドル、クリック、レバードラグの付け根、ロケーティングピン)にオイルを差しましょう。 リールのオーバーホールは最低でも年1回。シーズン終了後なるべく早いタイミングで行うこと。遅くなればなるほど塩漬け状態が長びきコロージョン(腐食)や錆が進行します。部品の点検、交換なども含めてシーズンの終了後に整備を行いシーズンインまで保管しておくことをおすすめします。
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航行中や水洗いをする場合は、ドラグを締め付けてから行う
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