18年6月10日から20日の記録
井戸掘りに挑戦する人の為に
曽我部さんに 送ってもらった 井戸掘り機 端が20Aのメスねじ になっていて それに オスネジを付けた延長パイプを何本も繋いでいきます。 |
先端に ゴムの弁が1枚付いていて パイプを押し込むと 土砂、泥が入ってきて パイプを引っ張ると 弁が閉じ 土砂を地上に取り出すことができるようになっています。 |
まずは 手彫りで 50センチほど 掘りました。 |
次に 鋼材を差し込んで グルグル回すと ドロが 張り付いてきます。 |
井戸枠ようの 塩ビパイプ75ミリ に 小さな穴をたくさん開けます。 曽我部さんは 1.5ミリと 言ったのですが、すぐ ドリルの刃を折ってしまい、2ミリ、2,5みり、最終的には 3ミリの穴を開けました。 |
井戸枠を差し込み いよいよ 井戸堀機で 掘り進みます。 井戸堀り機には 20ミリの塩ビパイプを繋いでいきます。塩ビパイプの両端に オス と メスのネジを接着し、念のため 4ミリのボルトを抜け止めに 通します。従って あとで パイプが長くなってきても どの部分でも ネジを緩めると 分解できます。 |
オスとメスを繋いだ部分です。 あとで 外そうとしても なかなかはずせません。 経験者のサイトでは 緩みやすいように 途中に ボルトを差し込んだと 書いてありました。 |
最初に 庭土が、次に 赤い粘土が、続いて 赤い砂利が 出てきて 2mくらい掘りました。 次の井戸枠パイプ(75ミリ)を継ぎ足します。後に 抜くこともあると思い 継ぎ手には 塩ビ用の接着剤を塗りました。これは 浅い深さで 汚れた水が 継ぎ手から進入するのを防ぐのにも 役立ちます、 |
これが 2mくらいの深さの土です。 |
それ以降は この灰色のドロが続きました。 4mくらいのトコロで 青いビニールの切れ端が出てきて 一瞬 水道管を破ったかなと ドッキリしましたが、水も拭き上がってこなかったんで 違ったようです。でも 4mの深さに どうして ビニールがあったのかは 今もわかりません。 |
こんな 大きな石が 入ってきたこともありました。思わず ラッキー と 叫んでしまいました。 これ以上 大きな石に ぶつかっていれば お終いでした。 |
粘土層では 軽くたたくだけで ズブズブ入っていったのですが だんだん パイプが 入りずらくなり 大ハンマーで たたき込みますが 狙いがはずれると 当て板にした角材が 飛んでいって ツツジの花枝を折ってしまいました。。 |
娘を呼んできて 当て板を抑えてもらいます。 頭の横スレスレに 大ハンマーが うち下ろされます。 ロビンフッドが 息子の頭に上にリンゴを置いて 矢を射った 話を しても 娘には わからないようです。(笑) 経験者のサイトには この打ち込みでパイプが割れるので 厚手の塩ビ管をつかうようアドバイスがありました。でも 値段が高いので 薄手の塩ビ管を使い 上に 継ぎ手部品をかぶせて置いて 打ち込んだら 大丈夫の様です。 |
全然 進まなくなり、 かといって 石に当たったような 堅い感触はありません。先端に ホールソーのドリルの刃を付けました。750円のホールソーセットです。 |
反対側に 丸棒を付け ドリルで 回します。 出て 来たのは 大きな軽石でした。 |
深さ4,くらいで 灰色の粘土層に ぶつかり、作業に飽きて 試しに 水道ホースをつっこんだら どんどん ドロ水が 流れ出してきました。高圧噴射式切削法ですな。 女房が 台所で 水道を使い始めると グッと 水圧が落ちて 効率が悪くなりますが。(笑) ホースには 1mの鉄棒を巻き付け ホース先端は 針金で 細く 絞って おろしてやりました。 |
とうとう8mの長さになり、出し入れも 大変です。引き出したパイプが 植木の枝の上に 倒れ込んだり 家の壁に あたったり なかなか 倒し方が 難しいです。 これ以上の長さになると ネジを緩めて分解しては 組み立てを繰り返すことになり、効率はぐっと 悪くなりますね。 |
あがってくる土も 細かい砂利に なり、ぼつぼつ 水脈が ありそうです。。 河原の石のように 角が丸まった砂利ですから、古代の川の跡でしょうか、、、、。 |
大きな倒木に ぶつかったのか 掘り進みません。 グルグル回していたら 大きな 木のカケラが 上がってきました。登別化石林かな |
床暖ストーブの循環ポンプです。写真のパイプの径が10センチですから、実にコンパクトです。 ここからホースを4m下げました。先端に ペットボトルを付け、小さな穴を多数開けました。。 市販の井戸ポンプは 最低で150Wくらいのしかありませんので 電気代が大きいです。。 廃品利用の 床暖ポンプは 100V20Wですから、24時間30日で計算すると 電気料は 月350円くらいかな。 私は 家の古いストーブから 外しましたが ストーブ屋さんに行くと 中古であるそうです。 |
呼び水を入れて スイッチを入れると 水が出てきました。 先端を細く絞ると 写真のように 噴水に なりました。 |
まだ 濁っていますが 1週間もすると きれいに なるそうです。 きれいになったら、鯉でも 泳がせて 魚釣りですね。 |
噴水の水の落ちる音が とても 心地よいです。 道路を通る人にも 聞こえます。 向かいの おばあさんが 見に来て、 昔 塀の向こうに ガチャポンの井戸があって、近所の人は 皆 利用していたとか。 それなら 飲めるかも しれません。 今日、保健所に聞いたら 水質検査をしてくれるそうで、料金は8000円程度とか、、、、、受けてみるかな。 |
最後に 参考にさせて もらった サイトのリスト 2 です。 今回の費用を概算しますと |
曽我部式 井戸堀器 | 個数 | 単価 | 1900 |
DVパイプ 75A 1m | 8 | 692 | 5536 |
ソケット 75A | 8 | 240 | 1920 |
DVパイプ 20A 1m | 8 | 265 | 2120 |
ソケット メス 20A | 8 | 105 | 840 |
ソケッチ オスネジ 20A | 8 | 80 | 640 |
塩ビ接着剤 | 346 | ||
異型ソケット 75-100 | 448 | ||
合計 |
13750円 |