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5月5日 Tさん、鹿部沖で ソーハチを釣っていて、ふと 気が付いたら、漁船が タコ箱を揚げながら 近づいてきたそうです。
すぐ 仕掛けをあげて エンジンを掛け 移動したそうですが、その時、漁師さんに 向かって あいさつ代わりに 手を挙げたら、 向こうも 手をあげて 答えてくれた と 話してくれました。ちょっと した動作で 気持ちが 伝わるものですね。
これから、浅場の まがれい 釣りの季節になり、ホタテの畑の陸側の水域で ますます 漁師さんと出合う機会が 増えてきます。
皆が 漁師さんの邪魔にならない様、網やロープに 釣針が引っかかって 漁師さんがケガをすることの無いよう マナーを守っていきたいものですね。
4月19日
鹿部沖のソーハチの大漁が 続きますが、最近では 漁師さんも 釣り漁を始めたとか。
漁船に 一人乗り込み、竿を6本出して 釣っているのを 見た人が 言っていました。
型の良いソーハチですし、釣った魚は痛みが無く 新鮮で 価格も高いでしょうから 、一日 500枚も釣れば 良い収入になるのでしょう。
また、別な話では 多数の漁船が 底刺し網を掛けて いるとか。
我々レジャーボートの釣りによる資源の減少を 心配していましたが、プロが本格的に漁獲するように なれば、桁違いの漁獲量でしょうから
やはり、資源の 管理は 難しい問題ですね。
ソウハチカレイの大漁が 続きますが、あまり 釣れすぎて 本当に こんなに釣って好いの?
なんて 思いませんか?
50隻のボートで 一隻200匹 釣ると 10000匹ですよー・
道の水産試験場に聞いてみると やはり、鹿部 茅部沖の噴火湾湾口部は ソウハチの産卵場所だそうです。
日本海の余市 古平沖も同じく 産卵場所で 6月7月が産卵時期だそうです。
ソウハチの成長速度は遅く、3年で全長が オス13センチ メス15センチで メスの成長が早く、4年で20センチ、我々が釣っている30センチクラスになるには 5年から6年そうです。
産卵の深さは特定されていませんが、先にメスが 集まり、オスが後から来て 産卵となるようです。
日本海側の全漁船の漁獲量が だいたい3000トン レベルだそうですから、ソウハチ 一枚が500gとして、10000匹で 5000kg つまり 5トン エー そんなに釣っていますかねえ。計算が違いますか? あのソウハチで一杯のクーラーの重さが ヤット持てるくらいだから 30kgとして、1隻に3人乗って 50隻だから、4500kg だいたい合いますねえ・
ぼつぼつ 自粛しなきゃ そのうち 釣れなくなるかも しれませんね。
でも 大漁、大漁と あおっているのが 私ですから、私が一番悪いのかな、、、、
ご意見 ありましたら メール下さい。
日曜の鹿部沖は ソウハチを釣るボートが100隻くらい居たそうで、その中で 漁船と釣りボートの間で トラブルがあったようです。
聞いた話では 同じ海域で タコ箱漁をしていた漁船が タコ箱を揚げるために 海底に張ってあるロープをたぐりながら 進んでいくうちに 釣りをしているボートがじゃまになり ドケロ と言ったか どいて欲しい と言ったかは わかりませんが、 漁師さん特有の荒い言葉で言ったのでしよう。
ボートの方では 漁師さんが何を言っているのか わからなかった とのことですから 漁船の漁の内容、仕組みを知らなかったかな と 思います。。 。
漁船から 組合に連絡が入り、組合から保安部へ 連絡があって、巡視艇が海域まで 出たようです。
下のイラストにあるように タコ漁は 海底に沈めた箱を 順番に揚げて また 沈めるという漁ですので、数100mの仕掛けの両端に 浮き球がポツンと浮いているだけで 存在がわかりません。また、綱を手繰って箱をひとつひとつ調べる作業も 動きが少なく、まして 反対側の舷で作業をしていると よく見えません。
漁師さんの立場に立ってみると 100隻を越えるボートが 集結している中を 皆に注目されて 仕事をしながら通り抜けるのは それだけでも良い気持ちがしないでしょう。漁師さんの 気持ちを考えて、、、漁船が近づいてきたら なるべく遠くへ離れてやりたいですね。
巡視艇は その後 海域のボートを巡回して、救命胴衣などを 指導して行ったそうですから、免許や装備品で ドキッと した人も いるんではないですか?(笑)
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