古いPC 110

先日23FTを買っていただいたオーナーが 遊びに来て トラーラーに乗せるのが うまくいかない と こぼします。ボートを見てみると、トレーラーのポールに付けている テールライトのランプが割れています。どうしても ぶつかってしまう とのこと。取付位置を上げてほしい と言いますが、高さは法規で決まっているから あげれないし、横に出すと 全幅から出てしまうし、V型キールタイプにすると 良いのですが お金がかかるし、、、、それより まず 技術指導をして欲しいとのことで 後日を約束しました。
当日、許可を受けた漁港の斜路で トラーラーをバックさせ、船底が少し海水につく程度で 止めます。「 エッ こんなに浅いの?」 という反応で、 まず乗り込んでもらい、エンジンをチルトダウンして暖機運転をします。今日は だれも いないので ノンビリ練習できます。
つぎに、船首から降りて ウインチのベルトを外しますが、緩めるだけで ボートが下がっていくので 戻ってエンジンシフトを前進スローにして きます。ベルトを外してから 後進にして トレーラーを離れます。
今日は横からの風ですので なるべく遠くから トレーラーに向かって近づき 風流れを計算して トレーラーの右側を狙って 直進し、ポールの間に 水面から頭を少し出している ローラーの中心に乗り上げます。 ボートが少し斜めになったら 舵ハンドルでエンジンの左右角度を変え 回転を上げて トレーラーにずり上がっていきます。
ある程度 ウインチに近づいたところで エンジン回転を下げ、シフトは前進に入れたままで 船首から おりて ウインチベルトのフックをバウアイに掛けて バルトのユルミを取るだけ 巻き取ります。あとは エンジンを止め、ウインチをガッチリ巻いて ストーパーに締め付けて終わりです。

本人は 目からウロコが落ちた感じで 自分でやってみると すんなりうまくいきます。
まずは トレーラーをあまり沈めすぎないことがポイントで 次に 近づくスピードが 遅すぎると 風に流されてうまくいかない という事、また、ボートの向きを変えるには エンジンの向きを大きく変えてから 瞬間的に回転を上げて(吹かす)のが コツ というのが わかったようです。
他にも斜路を使うボートが居るときは のろのろ失敗を繰り返すと みなさんに申し訳ないので ガッチリ練習すると良いよ と話して 別れました。

10月19日朝6時、釣りにでようと5人ほど集まった人たちが、強い風で 悩んでいます。岬まで波を見に行って来て、今は無理とわかったようですが、未練があるので待機すると言って クラブハウスで朝飯を食べています。
波がひどいから止めようという人と、港内なら釣れるという人と 意見が分かれているので おせっかい ながら ネットの天気予報の移り変わりを見せてやり、風が弱くなるのは期待できないと 納得してもらいました。パシコンお持ちの方は以下のページを見てください。

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