業務連絡:Aさんへ
ステアリング ケーブルの分解手順です。

ぼつぼつ 舵が動かなくなったー という 声が聞こえる季節です。
ワイヤーが固着したんですね。
軽微な固着であれば、分解して サビを取り 組み直して OKですよ。
船外機からの連結ロッドを外し、プラのナットをゆるめてください。この時、中の防水用のOリングを無くさないように。
反対側のナットを緩めます。 堅くて 一緒に船外機側のパイプが回る時は 大きなモンキ-レンチなどで 押さえてください。
パイプの中で錆びて 抜けない時は 反対側から ハンマーで たたいて下さい。
抜けると サビが付着しているので ふき取るとともに、パイプの中の錆びも ヤスリ、ペーパーなどで きれいに 取ってください。
ハンドルを回すと ロッドが出てくるので 中の錆びも 落とします。
サビを取ったら、オイルを塗って 何回も ロッドを出し入れし、オイルを行き渡らせてから、組み直します。エンジンのパイプにも 十分 オイルを塗ります。
グリースでも いいんでしょうが、堅くなって重くなることが 多いようです。

忙しい人は 無理でしょうが、なるべく 自分で 点検することを勧めています。楽しいですよ。