2サイクル 115馬力 115C
キャブレター掃除
但し 115馬力には 古い115Bというタイプもあり、それとは
ちょっと違います。 特に 115Bには キャブへ入る燃料ホースの中にも
小さなフィルターが入っています。

フライホールカバーは、後ろ端からカバーを剥がし、前端は上げないで 前に抜くようにするとハズれます。

まず、前のキャブカバーの 8本ビスを緩め 次に チョークバルブのリンクの抜け止めオーリングを外します。それから カバーを剥がし 赤矢印のホースが2本 チョクバルブの電線2本を外します、。 
チョクレバーの抜け止め オーリングです。
落とさないように 気を付けて
キャブレターとオイルポンプを繋いでいるリンク棒を青矢印の方向にハズし、次に、右側に付いているスターターバルブを止めているボルト3本を緩めると キャブレターがはずれます。

一番下の、マニアル チョクロッドもハズします。
キャブ取付のナット4ケを緩め ホースのバンドを切って 取り外します。
今回は スロー回転で すぐ 止まってしまうとの事ですので キャブレターを割らずに 底のスロー通路のみを掃除します。。
そこのマイナスビスを外し 中に入っている ジェットを 細いマイナスドライバーで緩め 通路が詰まっていないかどうか 調べます。細い針金で掃除し エアーで飛ばすと良いですね。
組むときには 矢印のパッキンを忘れないように。
両端の六角ボルトは メインジェット通路の蓋です。
外すと 中に メインジェットが見えます。
最大出力が出なかったり ふかすと止まるときは ここにゴミが有ったり ジェットが詰まっています。ジェットをドライバーで 抜き出すと良いのですが、なかなか難しく ジェットを傷つけることが有りますので そのまま 掃除し、エアーで飛ばしてください。
これは スロー開店時の空気通路です。ここも 詰まっていないか チェックしてください。
できれば 上のステンの蓋を ビス1本を緩めて外し 左右の調整用のニードルバルブも 抜き出して エアーで 通路を掃除したいところです。
ニードルバルブを取り付ける時は 一番奥まで 軽く締め込んでから 4分の3回転 戻すのが 標準の混合機調整値です。


これ以上は あまり 分解したくないところですが、参考までに、
4本ビスを外して キャブレターを割ります。
この時 100% 赤矢印のガスケットが切れます。組み立てには 新しいガスケットが必要です。
燃料がオーバーフローして あふれる時は 1番のバルブにゴミが詰まり 開き状態。逆に 燃料がキャブレターに入って無い時は ココが サビて 動かなくなっています。
最大回転が出なかったり ストールする時は 2番のメインノズルにゴミが 詰まっていることがあります。また、右側のキャビ底に ゴミや水が貯まっていることがああります。。