新1級5トン未満限定 独学で
平成15年6月1日試験、体験談
Aさんが 独学で1級学科合格したことが 12日わかりました。。 さっそく 13日(金曜日)小樽へ出向き、諸手続きを済ませて、新1の免許の即日交付を受けてきましたそうです。。 6月1日免許制度が変わって、初めての1級学科試験が札幌で実施されました。受験者は6名だったようで、そのうちの1名Aさんから 体験談を書いていただきました。これから 自分も挑戦しようという方 参考にしてください。 |
試験問題は1級の「上級運航T・U」で試験問題も1級のものをそのまま使用しました。 今回は個人で申し込み手続きをし、独学で勉強して受験しました。 |
1.申し込み
財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会 北海道事務所(小樽)へ直接出向き、
札幌会場での受験申し込みをいたしました。 パスポートサイズの写真(4.5×3.5)2枚、
住民票1通、旧4級海技免許(コピーでも可) を持参しました。
当日の簡単な身体機能検査手数料コミで9100円です。 ここで10分程度の手続きにより受験票を発行してもらいました。 2.試験当日 |
3.試験勉強 |
4.試験問題の中身と配点 当日の試験には、事前に丸暗記した問題とほぼ同じモノが14問中、5問出題されました。 絞込みをしっかりしていれば範囲は限定でき、内容も理解せず過去問題丸暗記でカバーできます。
ご承知のとおり、試験のほとんどは過去問題が ほぼそっくりそのまま出題されます。
また、独学で最大のネックでした「海図」関連ですが、これとて方位(コンパス方位、磁方位、真方位)を理解し、潮流・風力を理解できれば、あとは実際に海図を用いて、距離、時間、速度を算出するだけで対応できます。
確かに問題の解答が四択方式だということで「イチカバチカ」の受験方式もあるでしょうが、多少事前学習することをお勧めします。 私が事前にとある方から聞いていた情報では「海図の問題は配点が高いので絶対に理解していくように!」とアドバイスされました。 しかしながら、実際の試験での配点は全問共通で10点/問でした。
よって、海図関係の設問3問を捨てても、その他の問題で9問正解すれば合格になります。
(全14問、海図関連を除いた11問中9問正解で65%正解) 以上のことから海図関係ができなくても、過去問題を丸暗記していけば合格になる可能性が非常に高いと思います。
ともかく今回は試験日一週間前の申し込み最終日に受験手続をし、それから試験までの一週間で4日間・4時間/日=16時間程度 集中して自己学習し、正解率85%以上でしたから、誰でも一発合格可能と思います。
何れにしましても旧4級のテキストを見直すことは大切で、これと今回、私が使用しました2冊のテキストがあれば、
十分に合格できると思います。 |
6月 12日木曜日 発表があり、合格していました。次の日小樽へ出向き、諸手続きを済ませて、新1の免許の即日交付を受けてきました。 3枚ほどの用紙に名前と住所などを記入して、1500円の収入印紙を貼るだけでした。 波がなければ、早速明日にでも5海里オーバーしてみようかと思っています。(笑)では。 |
参考までに 室蘭など地方の方が 地元での試験を受ける場合は、申請するのに、小樽まで行くか、郵送で申請することができます。 郵送申請する場合は、メモ用紙に 7月6日の試験を受けたい、1級限定を受けたい、昼間の連絡先電話番号の3点を必ず書いてください。 用意する物は、 写真3.5×4.5が4枚。 本籍の入った住民抄、 4級免許証のコピー、 そして、試験費用が5900円、当日の身体検査料が1200円、これらを郵便為替にして同封し、受験票返信用に430円の切手も同封してください。 送り先は 〒047-0031 小樽市色内1-9-1(松田ビル) TEL:0134(32)5123 FAX:0134(32)4371 なお、合格の発表は 海洋レジャー協会のホームページで 受験番号で発表されます。 こんなスタイルで発表されますので、最近の例を見てください。 |